令和7年2月21日(金)、本校舎において1年生の総合的な探究の時間の年度末発表会を実施しました。
1年生は今年度、学科横断で6つの講座に分かれてそれぞれ探究活動を実施してきました。
2月14日(金)に自分たちの取り組みについて各講座内で発表を実施し、21日は各講座で選考された代表生徒が1年生全体に向けて発表会を行い、それぞれの分野における理解を深めました。

<講座:レッツアクション>
発表タイトル:「‘‘Action‘‘を起こそう!」

<講座:アウトドアから考える防災学>
発表タイトル:
「①東日本大震災のあとに日常生活をおくる上での困りごとから考える」
「②水、火、食料について使えるようにできる、確保できる方法を考える」
「③アウトドアや防災にかかわる講演会を聴いて振り返る」

<講座:外国人との共生>
発表タイトル:「外国人との共生~アメリカ文化・イギリス文化・フランス文化~」

<講座:いわき市の魚食文化>
発表タイトル:
「いわき市で獲れる魚」
「いわき市の郷土料理」
「さんまのポーポー焼き」
「魚を食べる人を増やすには」」

<講座:保育・福祉>
発表タイトル:「子供の感情の変化」

<講座:環境>
発表タイトル:「今ある環境問題について」
当日はいわきアカデミア事務局と認定NPO法人カタリバの職員の方々に来校いただき、発表への講評をいただきました。お忙しい中、本校のためにご来校いただきましてありがとうございました。
2年生へ進級すると、普通科は総合的な探究の時間が継続されますが、商業科と水産科はそれぞれ課題研究が始まります。1年生で学んだ探究の視点や方法を来年度以降にも活かしながら学習を進めてほしいと思います。
令和7年2月18日(火)~21日(金)
就職希望の普通科と商業科の2年生が、地元企業で1日間のインターンシップを行いました。
高校生活の中で就業体験を行い、自分の適性を知る一助としています。
それぞれが希望した職種の企業を訪問しました。
・食品製造

・地元の飲食店

・地元のホームセンター

・地元の販売店

それぞれが、人文の進路と向き合いながら、担当者から仕事の大切さを学んでいました。
福島丸から写真が送られてきました。
2月19日の現在地

操業中の様子です。みんな楽しそうです。



調査の様子、このデータが気象庁に送られ日本の天気予報に活用されます。
残り半分を切りました。お肉を食べて英気を養います。




令和7年2月18日(火)~19日(水)
東京都の参議院議員会館にて行われた東日本大震災復興応援イベントに1年生の2名の生徒が参加しました。
被災地産品の消費の促進をし、復興を支援するためのイベントですが、本校は水産科4学科の取り組みをそれぞれ1枚にまとめたポスター発表と、食品システム科が実習で製造したまぐろ油漬けなど4種の缶詰販売を行いました。
復興大臣をはじめ、多くの議員の方々や一般の来場者も足を止めて生徒の発表を聞いていただきました。

聞いていただいた方からは、本校の学習活動が着実に復興に向かって歩いていること、さらに将来の水産業や関連業を支えていく可能性のある研究であることなど、たくさんの激励の言葉をいただき、生徒も堂々と発表する様子が印象的でした。
200缶用意した缶詰も初日にほぼ完売し、多くの皆様に本校をPRすることができました。

食堂では、県産品を使用した特別メニューの食事が提供され、
福島県からは福島丸のマグロを使用した海鮮丼が用意されました。
「マグロおいしかったよ」と議員の皆様に声をかけていただきました。

次は3月10日に(月)に農林水産省が主催する震災復興に関するイベントに参加する予定です。
今後もこのような発表活動を通して、本校のPR、生徒の育成に取り組んでいきます。

令和7年2月12日(水)から14日(金)の3日間、いわきバッテリーバレーが主催するEVアカデミーの出前講座を、情報通信科2年生5名と、海洋工学科2年生5名が受講しました。
12日は、自動車のバッテリーの歴史やプログラミングの考え方を学び、ライントレースロボットを実際に動かしてライン上を走らせました。上手に走らせるためにはどうすればいいのか試行錯誤しながらプログラムを組んでいました。





13日、14日は、海洋工学科2年生5名を対象に、分解組立式の一人乗り電気自動車「PIUS」を使用して分解組立実習を行いました。実習を行うための心構えや注意すべきこと、自動車の構造などを間難びました。
組立の順番や締め付ける強さなど、説明書と見比べながら行い14日の午後には、組み立てたPIUSに乗り動かしました。






初めて触れるもので戸惑いながらも自分たちで組み立て、実際に動かしている様子はとても楽しそうでした。
2月14日(金)に普通科の2年生が「震災と復興を未来へつなぐ高校生語り部事業」の研修に参加し、双葉町にある東日本大震災・原子力災害伝承館を訪れました。
はじめに、震災と原発事故に関する館内の展示を見学しました。



その後、実際に震災を経験された方からの「語り部講話」や、フィールドパートナーの説明を聞きながら実際の被災地を見学する「フィールドワーク」にも参加しました。



また、研修の最後にはワークショップを行い、1日の研修をとおして感じたことや考えたことをグループごとに話し合いました。



震災・原発事故の教訓を活かし、「今の自分たちができることは何か」を考える、貴重な機会となりました。
福島丸から動向連絡が届きました。
2/12現在福島丸はこのあたりで操業実習中です。

えひめ丸(愛媛県立宇和島水産高等学校練習船)
2001年2月10日、アメリカ合衆国ハワイ州のオアフ島沖で、アメリカ海軍の原子力潜水艦グリーンビルが、えひめ丸に衝突し沈没、教員・乗組員5人と生徒4人が死亡しました。
この日は福島丸で黙祷が行われました。


実習中の様子です。残り約半分です。皆元気にやっています。

