福島県立小名浜海星高等学校
学校生活
水産クラブ<食品調理チーム>‘商品開発プロジェクト’第2回試食会
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株式会社マルト商事様との商品開発プロジェクト、第2回目の試食会が6月21日(月)に行われました。
前回試食した料理の中から、5品の料理が商品化に向けて選ばれました。
さらなる改良に向けて試食を行い、一人一人が感想や意見を発表しました。
試食会後は、販売時に店舗で流すビデオを撮影しました。緊張してしまい言葉が詰まってしまいがちでしたが、全員が料理のおすすめポイントや食べた感想を話すことができました。
7月17日(土)から各店舗での販売が始まります。自分たちで考えてきた料理が実際に商品となってお店に並ぶことが本当に嬉しく、多くの方々に食べてもらいたいと思います。
食品システム科の実習風景~あずき甘煮缶詰製造~
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食品システム科では、魚以外の缶詰も製造しています。
6月18日(金)の3年生の製造実習では、ゆであずき甘煮缶詰を作りました。
30kgのあずきを、大釜で茹でて缶に詰め、糖液を注ぎ入れます。
巻締機で缶にふたをして、高圧蒸気殺菌機で殺菌をします。ラベルを貼って、缶詰の完成です。
加工食品の製造では安心で安全な商品になるよう、衛生管理がしっかりと行われています。
また、食品管理の授業ではHACCP(製造過程で有害な微生物や異物が、食品に混入・増殖することで発生する可能性がある危害を予測して管理するシステム)についても学んでおり、検定試験合格に向けて頑張っています。
海洋科2年 アクアマリンふくしま実習Ⅴ
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令和3年6月14日(月)、海洋科2年8名が6回目の職場体験実習を実施しました。
今回は、生物への飼育管理業務である生餌(ミミズ、ショウリョウバッタ、ダンゴムシ)探しと給餌を行いました。
生餌を探している様子
給餌している様子
生餌と人工飼料のメリット・デメリットや生体に合わせた生餌の選定など活動しながら学んだ知識が多くありました。また、生徒は実際に飼育員が業務としている内容を実体験することができ、より一層活動的でした。
海洋科2年漁業実習④
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令和3年6月11日(金)、海洋科2年の漁業チームが実習を行いました。
今回は、沖釣りでサバを10匹以上釣り上げることができました。
実習の様子
ボートを使っての沖釣りをしている生徒の手元の様子
2週間ぶりということもあり、生徒は実習を思いっきり楽しんでいました。
商業科2年 ビジネス情報 授業風景
<R3-36>
商業科2年の授業風景です。
ビジネス情報の授業について紹介します。
ビジネス情報の授業では、表計算ソフトウェア(Excel)を活用します。
ビジネス資料となる報告書等の作成を学びます。
膨大なデータを処理条件にしたがい、表やグラフを作成していきます。
商業科では、パソコン室を利用して、授業展開をしております。
本校舎には、最新の大きな画面のパソコンが整備されており、専用の教室が3室もあります。
生徒同士で、完成度を高めていき、必要なスキルを身に付けると同時に応用できるような工夫をしています。一人で黙々と取り組むことも大切ですが、時々教え合うことで、深い学びへつながり、さらなる知識理解へとつながっていきます。
今後は、検定試験にもチャレンジしていき、将来へ生かしていきます。
これからの成長が楽しみです。
商業科2年 ビジネスマナー 授業風景
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商業科の授業風景です。ビジネス実務の授業の中で、ビジネスマナーを学んでいます。
ビジネススキルとして必須のビジネスマナーを日常から身に付けていきます。
足をそろえ、手をそろえ、目線を意識した立ち姿は、非常に綺麗です。
さらに、きちんとした空気になり、相手に対して好印象を与えます。
ネクタイの少しずれで印象が変わります。
シャツやベルトの位置など、細部のディテールにも気を配ります。
生徒同士で、指摘し合いながら、公の場で通用する姿にこだわります。
お辞儀の仕方です。
最敬礼・普通礼・会釈とありますが、最敬礼は、非常に丁寧なお辞儀で、深い感謝の気持ちと敬意を表します。
腰から背筋を伸ばし、腰から身体を曲げてお辞儀を行うことで、きれいな所作となります。
座り方もあります。背筋を伸ばし、座る位置を工夫することで、きれいな姿となります。
髪の毛の位置についても確認します。
長い髪を前に垂らすヘアスタイルを後ろに流すようにしてみました。皆、明るい印象に変わりました。
商業科のビジネス実務の授業をお伝えしました。
ビジネスマナーを身に付け、様々な方々と一緒に社会の第一線で活躍してほしいと思います。
今後は、面接方法やコミュニケーションスキルを身に付けていきます。
商業科3年 電子商取引 授業風景②
<R3-34>
商業科の授業風景です。電子商取引の授業の中で、PRのポスター作成をしました。
AdobeのPhotshopを活用して、写真を加工し、小名浜海星高校をPRするための方法を学びました。
黒板には、生徒が作成したポスターが掲示してあります。
一眼レフカメラを使用して、工夫しながら画質の良い写真を撮影。PRの素材を集めました。
タブレット端末も活用して、手軽に活用できる素材を集めました。
一眼レフカメラとタブレット端末において、写真の画質や活用方法にも違いが出てきて、
メリット・デメリットを学びます。
ポスターが自分たちでも作成できることを学び得ました。
さらに、PRするということの手法が多々あることを知り、今後の活動に活かしてほしいと思います。
3学年 進路ガイダンスの様子
<R3-33>
6月15日(火)本校舎で進路ガイダンスを行いました。
生徒が進路実現に向けて円滑に活動を進められるよう、進路希望別に実施しました。
★ 就 職
★ 進 学
★ 専 攻 科
★ 公 務 員
各会場とも、担当の先生方や外部の講師方の話に耳を傾け真剣にメモを取りながら聞いていました。
情報通信科2年 総合実習の様子
<R3-32>
6月11日(金)の4・5校時に電気工事士の実習を行いました。
今日はIV線(屋内配線用のビニル絶縁電線)の心線を輪にする練習を4、5校時に行いました。先週から練習していたので、上手く輪をつくれるようになってきました。
電工ナイフでIV線の絶縁被覆剥き
電工ペンチを使い、心線で輪を作る
来週も引き続き電気工事士の実習を続けていきます。
食品システム科・水産クラブ<食品調理チーム> 魚醤作りvol.1
<R3-31>
イノベーション・コースト構想の食品システム科の取り組みとして、水産クラブの食品調理チームと協同して「魚醤作り」を行っています。
‘魚醤’とは、生の魚介類と塩を漬け込んで発酵させてできる調味料のことです。大豆を発酵させて醤油を作るように、魚を発酵させて作る液体です。タイの「ナンプラー」や、秋田の「しょっつる」などが有名です。魚の旨味成分が凝縮されていて、様々な料理に使うことができ、味に奥行きを出せる調味料です。
さて、その‘魚醤’の仕込みを6月12日から13日にかけて行いました。
原料はサケの‘粗(アラ)’です。まずは原料を小さく切り、沸騰した湯に入れて煮立てます。
30分ほど煮たところで塩を入れ、煮溶かします。その後、温度を下げて酵素剤を入れ、約65℃に保温して一晩置きます。
一晩置くと、サケの身が分解され始めていました。浮いている油を取り除きます。
さらに温度を下げ、約40℃になったところで麹を入れます。最後に酵母と乳酸菌を入れてよくかき混ぜます。
仕込みはこれで終了です。この後は2か月間、約25℃で保温し毎日撹拌を行います。
美味しい魚醤が完成することを願っています。