福島県立小名浜海星高等学校
学校生活
水産クラブ フィッシング技能コンテストに参加
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令和3年9月11日(土)
水産クラブ 釣魚チームが、「令和3年度 第19回全国水産・海洋高等学校フィッシング技能コンテスト」に参加しました。
このコンテストは以下のことを目的として開催されており、本校は数年ぶりの参加です。
フィッシング技能コンテスト 目的
(1)科目「水産海洋基礎」「漁業」「マリンスポーツ」の趣旨に則り、フィッシング(釣り)の技術や海浜等利用におけるマナー向上の契機とする。
(2)釣りを通じて海に親しむ機会の伸長に努めるとともに、各校や地域の環境保全を通じて、各校の教育活動を地域や中学校等へ発信する機会とする。
(3)「海の日」を活用した全国一斉の一体感ある取り組みとし、各校や全国の表彰を組み合わせることで、学校単位での活性化に資する。
このコンテストは、全国の高校生が一堂に会して競い合うのではなく、各校の所在地でそれぞれ開催し、大会事務局へ結果を報告するという形で開催されます。
本校も小名浜を舞台にコンテスト参加となりました。
初めに、開会式、校長先生の挨拶がありました。
開会式後、30分間の海浜清掃を行いました。
清掃後、いよいよフィッシング開始となりました。
出港して漁場につき、ルアーを落とした一投目、いきなりのヒット。
その後も約3時間程度、2艇に分かれてのフィッシングが続きました。
主な釣果は以下の通り。
57cmのイナワラ
23.5cmのチダイ
その他、引率の先生方も吊り上げ、まずまずの結果になりました。
全国のコンテスト結果は10月以降に発表されます。
また来年のコンテストに向け、活動を継続していきます。
海洋科2年 漁業実習⑥
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令和3年9月3日(金)、海洋科2年の漁業実習を行いました。
今回はあいにくの雨ということで、4校時にいわきに生息している魚介類についてまとめ、5・6校時にロープワーク実習を実施しました。
最初にアイスプライスの復習をし、続いてウォールノット・ダブルウォールノット・クラウンノット(ロープの端のほつれを止めるために網み直し加工するもの)を学びました。
ウォールノットを加工している様子
ダブルウォールノットを加工している様子
クラウンノットを加工している様子
今回習得した技法を忘れずに新しい技法にさらに挑戦してもらい、用途に応じた結び方ができるようになってほしいと思います。
海洋科2年 ダイビング実習
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9月3日に今年度初めてのダイビング海洋実習を実施しました。
水温は少し冷たい程度でしたが透明度が高く安全に楽しむことができました。
水深5mでレギュレータリカバリーとマスククリアーなどの基本的な技術を確認しました。
みんなできて一安心。
水産クラブ テレビ企画に参加
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令和3年9月3日(金)
水産クラブがテレビユー福島の取材を受けました。
参加したのは「ちゃんろく的カップヌードルちょい足し『青春アレンジコンテスト』」という企画で、日清カップヌードルに水産高校ならではの「ちょい足し」アレンジをして番組内のコンテストで評価されるという内容です。
取材の様子
参加したのは部内選考を経て日清の企画担当者に選ばれた3品を考案した
海洋科2年 金成君、渡邉さん
食品システム科2年 山中君
の3名です。
9月10日(金)16:50~の番組内の企画で放送される予定です。
ぜひお楽しみください。
海洋工学科2年 ガス溶接技能講習会
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令和3年8月26日(木)から、27日(金)、30日(月)の3日間、海洋工学科2年生 36名がガス溶接技能講習を受講しました。
座学では、ガス溶接作業における安全性や法令、器具の名称について学びました。
実習では、実際にガス溶接・溶断を行い、作業手順の確認や、注意しなければいけない事柄について学びました。
実技講習の様子
そして最終日。クラス全員が試験を受け、無事に全員合格いたしました!
他にも様々な資格取得を目指して、頑張ってください!
海洋科2年 漁業実習⑤
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令和3年8月27日(金)、海洋科2年の漁業実習を行いました。
今回は2学期最初の実習ということもあり、生徒たちは1匹以上魚を釣り上げることを目標に頑張りました。
今日のターゲットはマダイとヒラメだったので、テンヤ釣り(鯛を狙った釣り方)とワーム釣り(根魚を狙った釣り方)で挑戦しました。
釣果は60センチオーバーのヒラメ1匹でした。
ヒラメを釣り上げたときの様子
ヒラメを釣り上げた生徒はもちろん、周りにいた生徒や教員も大興奮でした!
来週も生徒の笑顔が見られるような釣果を期待します。
部活動 サッカー 大会報告(高校サッカー選手権)
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小名浜海星サッカーの活動報告です。
第100回全国高等学校サッカー選手権福島県大会に出場しました。
1次予選が8月21日(土)に鳥見山運動公園にて行われました。
対戦相手は、須賀川高校です。
前半の立ち上がりから失点を許してしまい、追う展開となった。なかなか、ボールが落ち着かず、守備の時間が長く苦しい展開となった。本来の自分たちのやってきたことをやろうとするも、緊張と久しぶりの実戦という部分からか、表現が出来なかった。
ビハインドとなった後半、相手ゴールに迫る展開が幾度か見られ、少しずつ自分たちのやってきたことを出しはじめた。相手も粘り強い守備で、簡単には相手ゴールネットをゆらすことができずに試合終了となった。
結果、前半0-2・後半0-2での敗戦となった。
いわき海星と小名浜高校が統合して1年目。単独チームとして大会に参加することが出来、少しずつチームとしてのまとまりがでてきた。チームとしての方向性も出てきた。さらに、コツコツと努力をしている成果が表れており、個々の選手のレベルアップに繋がっている。幼少期からサッカーをやってきた選手や高校から始めた選手もいる。このメンバーが今後さらに強固な団結を持って、これまでの自分たちをさらなるものへとレベルアップできるよう、精進していきたい。
食品システム科・水産クラブ<食品調理チーム>魚醤作りvol.2
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8月19日(木)
イノベーション・コースト構想の食品システム科の取り組みとして、水産クラブの食品調理チームと協同して「魚醤作り」を行っています。
6月12日から13日にかけて仕込みを行ったサケの魚醤が、毎日の撹拌を通して熟成されてきました。
そこで、仕上げの段階である ‘火入れ’ と ‘ろ過’ の方法について、宮城大学 教授 金内 誠 様を講師としてお招きして、ご指導をいただきながら作業を行いました。
約2か月間熟成させてきた魚醤は、金内先生から「とろみが出て十分に熟成されていますよ」と言っていただきました。
熟成した魚醤を、まずはさらしで濾します。
30分ほど湯煎で熱し、ろ紙を使ってろ過します。
透き通った琥珀色の魚醤油ができあがりました。
金内先生に実際にご指導していただいたことで、製造方法の実技面について多くのことを学ぶことができました。また魚醤の評価や利用方法、今後の取り組等についても、様々なアイデアをいただくことができました。
今後も継続して取り組み、より発展した内容にしていきたいと思います。
水産クラブ ラジオ収録をしました
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令和3年7月28日(水)
水産クラブの生徒がFMいわきの「はまスク☆浜通りスクールラジオ」の収録を行いました。
参加したのは、水産クラブの「ダイビング」「調理」「水槽管理」「海洋調査」「新規開拓」チームのそれぞれのリーダーを務める3年生の5名。
この5名は、平成31年4月に水産クラブが発足した当初からのメンバーということで、これまでの経験を踏まえて話してくれました。
司会進行はお笑い芸人の「ぺんぎんナッツ」さんに務めていただき、
2週分まとめて収録を行いました。
1週目(8/2放送分)の収録の様子。
1週目は、水産クラブ全体と、主に調理チームのことについて話しました。
2週目(8/9放送分)の収録の様子
2週目は、ダイビング、調理、水槽管理、新規開拓の4チームについて主に話しました。
放送予定は以下の通りです。
1週目 8/3(火) 20:00~ (再放送8/4(水)5:30)
2週目 8/10(火) 20:00~ (再放送8/11(水)5:30)
FMいわき(76.2MHz)で放送されます。
水産クラブ<食品調理チーム>‘商品開発プロジェクト’ マルトでの販売を行いました。
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5月初旬から始まった、株式会社マルト商事様との「商品開発プロジェクト」により商品化されたお惣菜が、7月17日(土)より販売されました。販売初日は開発メンバーの9名が、マルトSC平尼子店、マルト岡小名店、マルトSC湯長谷店に分かれてそれぞれの店舗で販売活動を行いました。
第1弾として、6種類のお惣菜が商品となりました。
左から「メヒカリの南蛮漬け」「実習船福島丸で水揚げしたメカジキの竜田揚げ」「アジの磯辺揚げ」「椎茸のサバ詰め」「カツオのカツ煮」「カツオのカツ煮重」です。
地元いわき産の食材をメインに使用したお魚のお惣菜です。
マルト岡小名店さんです。
マルトSC湯長谷店さんです。
マルトSC平尼子店さんです。ここでは新聞やテレビの取材を受けました。
商品を手に取ってくれたり、立ち止まって商品の説明を聞いてくれるお客様、また、がんばってねと励ましの言葉をかけてくれるお客様など、多くの方とのコミュニケーションは学校の中だけではできない貴重な経験となりました。
マルト商事の各部門の皆様と意見をやりとりしながら、何度も試作・試食して商品として完成させていく過程の中で、自らの考えや気持ちを表現することの大切さなど、多くのことを学ぶことがきました。
そして、自分たちで考えてきた料理が、このような形で多くの方々に召し上がっていただけるということが、メンバーにとってこの上ない喜びと自信につながりました。
今後、第2弾、第3弾へと継続した取り組みとなるよう、引き続き活動していきたいと思います。