学校生活

2024年9月の記事一覧

海洋工学科3年 課題研究について

海洋工学科3年 課題研究について

海洋工学科3年生の課題研究の授業について紹介します。

① 水中ドローンの製作

自作の水中ドローンの製作に当たっています。すでにフレームや水密容器の作成を行っており、今年度中の完成を目指します。

 

②水中ドローンの操縦

機関工場前の小型プールにて、ドローンの操縦訓練を行っています。今後は、障害物等を設置して、さらなるレベルアップを目指します。

 

 

③ 生分解性プラスチックの研究

プラスチックの材料試験に用いるダンベル試験片の設計を行っています。

徐々に3DCADの操作にも慣れてきました。

 

④ものづくり

船外機や自動車用エンジンの分解を行っています。必要な部品を取り出し、今後、ものづくりや新たな研究活動を行っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

情報通信科 「令和6年度ものづくり産業人材確保支援事業の実施」

9月18日(水)福島県立テクノアカデミー浜から兼子様と成瀬様を講師に招き、情報通信科1年生を対象に基本的な製作実習体験を行いました。

 

「ユニバーサル基板による電子回路製作」

ユニバーサル基盤にLED点灯回路を製作します。

 

一つ一つ確認しながら作業を進めていきます。

 

「ハンダ付け・圧着作業体験」

圧着端子と圧着工具の取扱い方を学びます。

 

接続ミスがないように、確認をしながら作業を進めます。

 

1年生にとっては貴重な経験をすることができました。今回の経験を今後の実習で役立ててほしいと思います。

情報通信科 課題研究「外部講師によるドローン講習会」

9月11日(水)「シガ環境(株)ドローン事業プロジェクトチーム」から講師を招き、第1回目のドローン講習会を実施しました。

情報通信科1年生と3年生(ドローンチーム6名)を対象に、関係法令についての座学と基本的な操縦法について学びました。

今回は「Mavic2」という大きめの機体を使用します。

 

安全に飛行させるためには、離陸前の点検が重要になります。

 

アドバイスを受けながら飛行操縦を行います。

 

今回の講習会では基本的な操縦法について学びましたが、第2回目の講習会ではドローンの応用技術について教えていただきます。

チーム「じゃんがら」 江名の町再生プロジェクトに参加しました

 令和6年9月15日(日)、いわき市江名港において「江名の町再生プロジェクト」のマリンフェスティバルが実施されました。私たちは出演の依頼をいただき、「じゃんがら念仏踊り」を披露させていただきました。

 震災からの更なる復興を目指すという同じ気持ちをもって演舞しました!

 

多くのお客様がご覧くださいました。

 

入場後、少し緊張してます。

 

唄と踊りは前半の見せ所

 

本番の日は学校でリハーサルをします。礼の確認!

 

演舞の確認

 

演舞後、「よかったよー」と声をかけてくださいました。

商業部 福島県高等学校ワープロ新人競技大会参加

令和6年9月14日(土)に、白河市の白河実業高校で行われた福島県高等学校ワープロ新人競技大会に参加してきました。

 この競技大会は、約3100字程度の文章を、10分間で、いかに速く正確に入力するかが問われる競技となります。1字のミスは10字のミスとみなされ、総文字数から引かれ、実文字数が打数として記録され、その打数の上位者が勝者となります。ちなみに、昨年度は福島商業の生徒さんが1,770字で個人優勝、福島商業が3,979字で団体優勝となっています。

 

 

 

本校からは、個人戦2名の出場となりました。

 今回の大会から選手達は多くを学んだと思います。今後それらを取り入れて日々の練習に取り組みましょう。

 最後に、大会を運営していただいた白河実業の先生方、選手のみなさん、お世話になりました。

食品システム科 魚醤油の販売を行いました

食品システム科では、長年にわたり魚醤油製造の研究を続けてきました。その成果を形にして、今回初めて一般の方々へ魚醤油の販売を行いました。

原料となる「常磐ものひらめのあら」の提供や商品開発などに協力していただいている(株)おのざき様の店舗にて、販売会を実施しました。

魚醤油の他にさばの缶詰などの実習製品も販売し、多くのお客様に興味をもって購入していただきました。

魚醤油の製造や使い方についていろいろと質問をしていただいたり、励ましの言葉をかけていただきました。

魚醤油の製造をはじめとする私たちの活動が多くの方々に広がり、地域の水産業が活気づくことを願って、これからも根気よく継続して取り組んでいきたいと思います。

 

 

外部講師の方から講話をいただきました(1年生総探)

 9月13日(金)、1年生の総合的な探究の時間において外部講師をお招きし、講話をいただきました。

  

 1年生の総合的な探究の時間では6つのグループに分かれて、それぞれ活動を行っています。その1つである『保育・福祉』のグループで、いわき市保健福祉課の職員の方をお招きして、福祉に関する講話をいただきました。

 いわき市における高齢化率や加齢に伴う心身の変化、少子高齢化の問題点だけでなく、障がいに対するバリアフリーの考え方の大切さを学ぶことができ、今後の探究活動を行っていく上での貴重な機会となりました。

 

 お忙しい中、講話をいただきましてありがとうございました。

水産クラブ釣魚チーム フィッシングコンテストを開催

全国の有志水産高校により開催される「フィッシング技能コンテスト」に今年もエントリーし、

令和6年9月14日(土)に地元小名浜で実施しました!

本校としてはエントリーは今年で4回目で、

令和4年度には「長ものの部」で116cmのタチウオを吊り上げ、当時2年生の生徒が優勝した経歴を持ちます。

この大会は海の環境や資源を守ること、海浜利用のマナーを向上すること、海に触れる機会を創出すること、水産に関する活動を活性化させることなどを目的として開催され、今年で22回目となります。

 

8:00 開会式

 

〜8:30 周辺の清掃

 

8:30〜フィッシング開始

この日の天候は曇りで連日の猛暑も和らぎ、前日に降った雨の影響で川からの水の流入も増え、

港内の魚の活性も高く、釣果が期待できる絶好の釣り日和でした。

小名浜港周辺で上位入賞に期待ができるタチウオ(長ものの部)とマアジ部門に狙いを定め、

短い期間でしたが使う道具や釣り場の調査などの研究をしてきました。

 

 

 

本日1番のタチウオ(長さは結果発表の際に記事に記載します!)

本日1番のマアジ(大きさは結果発表の際に記事に記載します!)

結果は、今年1番の大当たり!

天候にも味方され、期待以上の釣果となりました!

9月末までに全国の釣果を事務局校(岩手県立宮古水産高校)にて集計し、

10月下旬に結果が発表される予定ですので、その際にまた記事にしたいと思います!

土屋品子復興大臣 視察

 令和6年9月5日(木)、土屋品子復興大臣が本校水産校舎の施設を視察するために来校しました。

 

 1つ目は、3年前から本格的に取り組み始めた「バナメイエビ陸上養殖」の実験施設です。

 ここでは毎日データの測定を行いながら、歩留まり向上のための最適解を見出すための研究を行っています。

 

 

 2つ目は、モールス信号の学習ができる通信実習室の施設です。

 モールス信号は無線による通信手段の原型であり、すべての通信システムが使えなくなった時の最後の砦です。

 

 

 3つ目は、缶詰の製造を行える食品製造実習室の施設です。

 魚の缶詰の製造を行える施設は企業や教育施設など含めても県内で唯一であり、生徒の学びの場としても貴重なものです。

 

 

 

 復興大臣は、実習中の生徒や教員から実習内容の説明を親身になって聞いていました。

 その他にも生徒から学校生活の話を聞いては笑顔を見せて、とても充実している様子が伺えました。 

 

 最後は、本校所属練習船福島丸です。

 福島丸は遠洋航海実習や沿岸航海実習で使用しており、どちらの実習も船内生活を体験しながら、より専門的な知識や技術を実践的に学ぶことができます。

 

 

 船内の視察が終わった後は、海洋科・情報通信科・食品システム科・海洋工学科の代表生徒1名が復興大臣との懇談に参加しました。

 福島丸の乗船実習の話だけでなく、生徒が考えるいわき市や浜通りの未来についての会話も弾みました。

 生徒たちの未来のために、実現できることを期待しています。

 

 土屋品子復興大臣をはじめ関係者の方々、本日はお忙しい中、本校施設の視察に足を運んでくださいまして誠にありがとうございました。