福島県立小名浜海星高等学校
2022年5月の記事一覧
R4第一次航海の様子(2)
第一次航海乗船中の生徒の様子をお知らせします。
船体整備の時にこぼしてしまったペンキをきれいにしています。
イマーションスーツ、防火服の着方です。両方、使うことがないように気をつけます。
さて、私は誰でしょう?
出航前、野菜をきれいに包み直します。2ヶ月間の貴重な食料です。
5/10に出港しました。船酔いで苦しんでいる生徒もいますが、
概ね元気であるとのことです。
指導教官も気を配って実習をしていますのでご安心ください。
R4第一次航海の様子(1)
福島丸乗船中の生徒の様子です。
停泊中、当直、船洗い、避難訓練と初めてのことだらけですが、生徒の皆さんも積極的に参加をしています。
2週間の停泊実習を終えいよいよ出港です。船酔いに負けないで頑張って欲しいです。
水産クラブ調理チーム・食品システム科 魚醤油作りを開始しました
5月12日から13日にかけて、魚醤油の仕込みを行いました。
「魚醤油」は、魚のあらなどを発酵させて作る醤油です。
今回は、遠洋航海実習で漁獲したクロカワカジキの身を約8kg使用しました。
まずはカジキを2cm角程に小さく切ります。
85~100℃に加熱した湯に入れて、30分間加熱し、食塩を加えて溶かします。
次に60℃に冷まし、酵素剤を入れてよく混ぜます。
この後、恒温機に入れて60℃に保温し、次の日まで置きます。
翌日は、酵素剤の作用によってカジキの身の分解が進んでいました。
さらに40℃まで冷まして、麹、乳酸菌、酵母を入れてよく混ぜます。
ここまでが仕込み作業です。この後、恒温機に入れて30℃に保温し、毎日攪拌し、2カ月間熟成させます。
初めて魚醤油製造を経験した1年生は、興味津々で積極的に活動していました。
美味しい魚醤油が出来上がりますように!
食品システム科 総合実習の様子
5月12日は、食品システム科の2年生がサバ水煮缶詰の製造実習を行いました。
1回目、2回目と少しずつ量を増やし、今回は224㎏のサバを使用しました。
まず、サバの調理では、手作業で頭と内臓、ひれを除き、機械を使用して缶の高さになるように切ります。
切ったサバの身を塩水に漬けた後、缶に詰めます。正確に重さを量り、開缶したときにきれいに見えるようにします。
次に蒸煮し、出てきた水分を除き、熱々の食塩水を注ぎ入れます。
真空巻締機で缶に蓋をして、缶表面の汚れを洗い流します。
缶詰をきちんと並べ、高温高圧殺菌をします。
最後に、ラベルを貼り、缶マーク、賞味期限等を缶の底にスタンプして完成です。
生徒の反省より
「サバを切るのも慣れてきたので、スピードが早くなってきました。背びれなども忘れずに切ることができました。」
「巻締機を初めて使ってみて少し怖いと思ったけど、ちょっと楽しかったです。清掃はいつもより頑張れましたが、もう少し周囲を気にして自分から仕事を見つけられたらと思いました。」
2年生で行われるこの製造実習は、食品システム科のメインとなる実習です。食品製造に関わる基本的な知識や技術だけではなく、社会に出て働くために必要な様々な力を身に付けることができる場です。また、身近な方々に喜んでいただける商品をみんなで作り上げていくことで、やりがいも感じられる実習です。
今後とも多くのことを学びながら頑張ってほしいと思います。
アクアマリンふくしま職場体験実習②(海洋科)
◎海洋科2年生4名は、5月12日(木)に「アクアマリンふくしま」で第2回目の職場体験実習をしてきました。今回は、蛇の目ビーチの清掃とタッチプールの清掃および餌付けを行いました。天候にも恵まれ、生徒は気持ちよい汗を流していました。
蛇の目ビーチの清掃 タッチプールの清掃 餌付け