福島県立小名浜海星高等学校
2021年11月の記事一覧
食品システム科 課題研究の様子
<R3-88>
3年生の課題研究では、3班に分かれて活動しており、2学期は、次のような内容に取り組んでいます。
①食品添加物実験
身近な食品に使用されている食品添加物について調べました。実験を通して、着色料等についてより理解を深められました。
②かつお節の製造
地元で水揚げされたカツオを利用して、かつお節の製造に取り組みました。時間をかけて乾燥させることで、カツオの身から水分が抜けてだんだんと小さくなっています。出来上がりが楽しみです。
③実習製品を利用したレシピ考案
実習製品の缶詰をより美味しく食べるためのレシピを考えて実践しました。今回はゆであずき甘煮缶詰を使って、パウンドケーキを作りました。あずきの風味がよく合う美味しいパウンドケーキができ上がりました。
これまで学んできたことを、実践したり深めたりしながら、食品に関する知識や技術をさらに身に付けています。
食品システム科 総合実習の様子
<R3-87>
11月4日(木)は、2年生の総合実習で「ギョロッケ」を作りました。
「ギョロッケ」とは“魚のコロッケ”のことで、具材を入れたすり身を成形し、パン粉を付けてフライにしたものです。
野菜をたくさん入れると、食感も良いです。
すり身のかくはん混合には、らいかい機を使います。
成形してパン粉をまぶして揚げます。
たくさんの美味しいギョロッケが出来上がりました。
製造の様子を動画でもご覧ください。
情報通信科1年 福島ロボットテストフィールドを見学
<R3-86>
令和3年11月2日(火)
情報通信科1年生がイノベーションコースト構想事業で福島ロボットテストフィールドを見学しました。
本校がイノベーションコースト構想事業の指定校になっているということで、普段、一般の見学者は入ることができないエリアの見学をさせていただきました。
ドローン管制室では、施設についての紹介や日本製ドローンの実機見学をしました。
(ドローンは現在中国製のものがシェアの大部分を占めているということです)
こちらの日本製ドローンはカーボン素材で、とても軽く強くできているそうです。
X線検査室では、X線を使用したCT装置を見せていただきました。
CT装置としては出力が最大級で、およそ10cmの厚みの鉄板の内部まで透過してみることができるそうです。
この装置で、機械の内部の構造や損傷の様子を調べることができます。
水中ドローンの内部撮影の様子を見学させていただきました。
電波暗室では無線機器の送受信性能の検査やGNSS(GPSなどの衛星航法装置)の受信感度試験について説明していただきました。
この電波暗室は「電波吸収体」という特殊な形をした発砲スチロールで壁が埋め尽くされており
室外の電波を遮断し、室内の試験電波を室外に出さないようになっています。
これにより、電波法に違反せずに無線機器の試験をすることができます。
約1時間の見学でしたが、充実した学習となりました。
海洋科2年 アクアマリンふくしま実習Ⅶ
<R3-85>
令和3年11月1日(月)、海洋科2年8名が職場体験実習を実施しました。
今回は、手作りのルアーを製作して実際に小名浜港で釣りをしました。
手作りのルアー製作している様子 完成したルアー
製作したルアーを使って釣りをしている様子
担当者から製作したルアーでアジを釣ったという話もあり、生徒も気合を入れて釣りをしましたが、釣ることはできませんでした。
釣ったという感覚を味わってほしいということで急遽、館内の釣り場へ行きほとんどの生徒が魚を釣ることができ満足そうでした。
情報通信科3年 総合実習の授業風景⑤
<R3-84>
情報通信科3年の実習風景を紹介します。
総合実習では、ICを使用したLEDの点滅回路、同軸ケーブル、芯線工作の3テーマについて行っています。
★LED点滅回路
クリスマスツリーに使用されている光ファイバーイルミネーションの原理になっている回路を学びながら製作を行いました。
無事に点滅させることができました
配線図や部品表を見て、必要な部品を集め、基盤に丁寧にはんだしながら取り付けました。
★同軸ケーブル
家庭用のテレビとアンテナをつないでいる同軸ケーブルの製作を行いました。
同軸ケーブルの完成です
一つ一つの作業を丁寧に行っており、製作を通して同軸ケーブルの構造について理解を深めた。
★芯線工作
電気工事士の実習などで使われているIV線の廃材を利用した芯線で四角推の製作を行いました。
図面通りに仕上がりました
芯線同士をつなぐ際のはんだ作業にてこずっていましたが、完成までたどり着くことができました。
まっすぐに取り付けられた綺麗な作品もあり、生徒の個性あふれる作品ができあがりました。
どのテーマも、いままで学んだ知識を使って試行錯誤しながら一生懸命に取り組む様子が見られました。