福島県立小名浜海星高等学校
2021年7月の記事一覧
水産クラブ<食品調理チーム>&食品システム科「イノべんとう」県庁販売会に参加しました。
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7月13日(火)に、福島県庁で「ふくしまイノべんとう」の販売会が行われました。
「ふくしまイノべんとう」とは、福島イノベーション・コースト構想の一環として、昨年度、磐城農業高校生と小名浜海星高校生が共同制作したお弁当です。磐城農業高校で育てた野菜や卵を使用した料理や、小名浜海星高校の実習製品・サバの缶詰、実習船福島丸で水揚げされたメカジキなどをつかった料理が活用されています。
今回は、相馬農業高校生が制作したお弁当を含めて3種類の「ふくしまイノべんとう」が販売され、360個ものお弁当が完売しました。生徒たちが創意工夫し協力して制作したお弁当を、多くの方々に味わっていただくことができ、大変うれしく思います。
また、実習製品などの販売も行いました。お昼の休憩時間を利用して、多くの方々にご購入いただきました。販売している製品について、様々な質問や励ましの言葉をいただくなどの交流もあり、大変有意義な活動となりました。
そして、食品システム科・水産クラブ調理チーム長の小野さんが他校の生徒と共に、教育長を表敬訪問しました。
イノべんとうの料理の説明をするなど、教育長の質問に緊張しながらも答え、学校での取り組みや頑張りなどを伝えることができました。
今後も様々なことに挑戦し、経験を通して自信を持ち、大きく成長していってほしいと思います。
海洋科2年 アクアマリンふくしま実習Ⅵ
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令和3年7月12日(月)、海洋科2年7名が8回目の職場体験実習を実施しました。
今回は、鮫川周辺にてコメツキガニとチゴガニの生態調査を行いました。
コメツキガニ チゴガニ
コメツキガニとチゴガニを探している様子
チゴガニのウェービング
生徒たちは初めて見る生態に心躍らせながら調査をしていました。コメツキガニとチゴガニ以外に見つけたカニにも興味を持ち、積極的に担当者と話している様子も見られました。
生分解性プラスチック分解実験を開始しました。
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日時 7月8日(木)
場所 小名浜海星高等学校(水産校舎)
対象生徒 海洋工学科・水産クラブ7名
イノベーションコースト構想事業における生分解性プラスチックの分解方法について実験を開始しました。
生分解性プラスチックとは従来の石油由来のプラスチック製品ではなく、植物系由来で作成されたプラスチックに分類される商品になります。
この実験を開始するにあたり、水産海洋系高校らしい魚の未利用部位で堆肥を作成し、そこにプラスチックカップとお花の種をいれました。
プラスチックカップが分解されていくか、これからが楽しみです。
食品システム科の授業風景
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3年生の課題研究では、3班編成でそれぞれの活動に取り組んでいます。
そのうちの一つの班は、「燻製作り」に取り組みました。燻製の原理を学び、実際に製造します。
仕込みに時間をかけて燻煙した食材を調理したり、普段食べている料理を燻煙してみたりと、工夫を凝らしながら実践し、燻製について学ぶことができました。
このように様々な食品加工の方法を実践しながら学んでいます。
また活動を通して、自分の役割に対する責任感や実践力、協調性等を身に付けています。
食品システム科の授業風景
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食品システム科では、3年生になると「食品管理」の授業で様々な実験を行います。
6月は「ジャガイモのでんぷん量を調べる実験」などを行いました。
男爵とメークインのでんぷん量の違いを調べ、男爵のほうがでんぷん量が多いという結果が得られました。
7月は「炭酸水のpHを調べる実験」などを行いました。
炭酸水中には二酸化炭素が含まれていることについて、理解することができました。
このように様々な実験を通して、食品中の栄養分について検出方法を学び、どのような成分が含まれているのかを実際に確かめ検証する学習も行っています。