海洋科・情報通信科1年の水産海洋基礎「カッター実習」の授業の様子を紹介します。
カッターとは、短艇または端艇とも呼ばれ、全長が9mある大型の手漕ぎボートになります。
カッターを体験することによって船の基礎的な運用法を学ぶほか、仲間との協働力や体力・気力を身に付けることができます。
情報通信科1年生の様子(オールに力を込めて漕ぎ進めます)
海洋科1年生の様子(海の上は潮風が気持ちいいです)
12本のオールの動きを揃えることが大切です。(漕艇練習を重ねると徐々に皆の漕ぐタイミングが合ってきます)
カッター実習を通して、クラスの団結力も強まったと思います。今後も天候がよければ、カッター実習を続けていきます。
日時:令和6年6月4日(火)10:30-13:30
場所:福島大学
令和5年度には福島大学へ外部講師を依頼し、ジェンダー問題について講義をお願いしました。
《商業科》イノベで外部講師(福島大学・さんかく)
今年度は、新しい視点でビジネスを創出する学びへつなげていくために、大学へ直接訪問しました。
実際に大学の教室で、模擬授業を受けました。
模擬授業は、食農学類 准教授 林 薫平先生が担当してくださいました。
また、大学についての説明していただきました。
見学した生徒からは、「高校での学びを、この大学でさらに深めてみたい!」といった感想もありました。
大学での学びを活かして、今後の進路実現に向けて頑張ります
今回の見学にご協力いただいた福島大学の関係者の方々、ありがとうございました。
2年生の総合実習では、5月から6月にかけて「サバの缶詰」製造に取り組んでいます。
1年生の時には、サバの3枚おろしなどの調理方法を学んできましたが、今回は缶詰にする際の調理方法や機械の扱い方を学びながら加工実習を行っています。
缶に詰める際には、部位を均等に入れるようにしたり重さに気を付けたりしながら、丁寧に作業します。
蒸煮し、食塩水を入れます。入れ過ぎ、少な過ぎに気を付け、慎重に行います。
缶に蓋をして、表面の汚れをおとして、殺菌機で加熱殺菌します。
ラベルを貼り、箱詰めをして商品として完成です。
安全と衛生管理について実践をとおして身に付けながら、しっかりと実習に取り組んでいます。また、自分の役割分担に責任をもって行うことや、分からないことは聞くなどの基本的なコミュニケーションの力を、少しずつ養っています。
日時:令和6年6月1日(土)
場所:ハロー!いわき平テストセンター
【主体的な行動シリーズ】
課題研究(SPS)のメンバーが、主体的に「日商販売士検定※」に挑戦しました。
※日商販売士検定とは
今回受検した2級のレベルは、以下のとおりです。
マーケティング、マーチャンダイジングをはじめとする流通・小売業における高度な専門知識を身につけている。
販売促進の企画・実行をリードし、店舗・売場を包括的にマネジメントする人材を目指す。
幹部・管理職への昇進条件として活用しているところもある。
1学期中間考査明けに、販売士2級を受験をして、見事合格しました
本校(小名浜高校時代からも含む)では、初めての快挙です。
日時:令和6年6月7日(金)4校時
場所:本校舎 校長室
星 輝光 校長先生に、合格の報告をしました。
今後は、大学進学に向けて頑張ります。
今回の資格取得に向けた学習期間に、いわき信用組合が主催した「創業塾」セミナーに参加しました。
場所:イオンモール4F
※創業塾とは
令和6年4月よりいわき信用組合が主催、いわき市様と日本政策金融公庫いわき支店国民生活事業様の後援のもと「磐城国地域振興 創業塾」を開催いたします。
・創業・起業を計画している方、事業を始めたばかりの方 第二創業を計画(予定)している方、既に起業されている方でもう一度勉強したい方 学生で将来起業を考えている方
このセミナーの内容は、資格取得にとても役に立ちました。
また、参加者と名刺交換も行えたので、これからの課題研究(SPS)につなげていきます。
商業人材育成
情報通信科2年「総合実習」の様子を紹介します。
今回は「テスターの製作実習」になります。
この実習では、半田付けやテスターの動作回路などについて学び、製作したテスターを用いて電流・電圧・抵抗などの値を計測するために必要な知識と技術を習得する目的で実施しています。
先生の説明をよく聞きます。(一つ一つ確認しながら進めるのがポイントです)
半田付けする部品と極性を確認しながら進めます。(半田付けは集中力が必要です)
黙々と半田付けを進めます。(半田付けの回数を重ねる毎に、みんな上達してきました)
テスターの完成に向けて、今後も引き続き総合実習の様子について紹介していきます。
食品システム科2年生の課題研究では、今年度初の魚醤油作りに取り組んでいます。
5月中旬、株式会社おのざき様より10kgほどのヒラメのあらを提供していただき、魚醤油の仕込みを行いました。
こんなに大きな常磐もののヒラメのあらを見て、みんな驚きでした。このアラを、小さく切って加熱します。
食塩を入れて溶かし、酵素剤を入れて一晩置いた後に、麹や酵母を入れて熟成します。
毎日かき混ぜて、熟成を進めています。
初めて魚醤油作りに取り組んだ生徒達は、これが本当に醤油になるのか?と複雑な表情を浮かべていましたが、日々変化を見せる熟成状態に興味津々です。美味しい醤油ができあがる日が楽しみです。
日時 令和6年5月24日(金)
場所 本校舎第1体育館
小名浜消防署江名分遣所の協力を得て、教職員を対象に救命救急の実技講習会を実施しました。班に分かれ、心肺蘇生法・AEDの実技と緊急性が高いアレルギー症状の対応できるようエピペンの使い方の実技を行い、参加者全員、真剣に取り組みました。
日時:令和6年5月28日(火)13時~15時
場所:楢葉町サツマイモほ場
今日は、中間考査の最終日のため、午後から楢葉町にやってきました。
商業科3年生の活動を見学するために、普通科1年生と海洋工学科1年生が参加しました。
3年生は課題研究、1年生は総合的な探究の時間の学びで行っています。
近隣の学校が、サツマイモのほ場へ集合していました。
今回の活動の場は、マルトさん、しろはとファームさん、楢葉町さんから提供していただきました。
しろはとファームの方から、苗植えの仕方を教えていただいています。
それぞれが持ち場について、作業を始めました。
3年生は前回も参加していることから、社員の方々と仲良く作業が行えました。
無事に苗植えが終了し、サツマイモの倉庫へ戻りました。
楢葉町町長さんから、楢葉町のサツマイモのについてお話をいただきました。
帰りには、道の駅ならでトイレ休憩を取りました。
1年生は、次回の活動に必要な、楢葉町のタマネギを購入しました。
日時:令和6年5月31日(金)1校時
場所:1年1組教室
総合的な探究の時間に、タブレットを使って報告しました。
今後もアクションを通じて、地域の課題発見と解決に向けて取り組みます。
楢葉町のサツマイモ
令和6年5月23日(木)船内の様子です。生徒たちも変わらず元気に過ごしています。
情報通信科3年の課題研究では、水産・海洋分野が抱える問題や課題に対して、情報通信技術を活用して解決する方法について研究を行っています。
今回は「ドローンチーム」の取り組みを紹介します。
ドローンチームでは、安全に操縦するための知識と技術の習得を目指し、海洋調査を通してドローンの水産・海洋分野への利活用について研究を行っています。
「Tello」という機種を使って室内で初めての操縦練習を行いました。
操縦練習前に機体の点検を行います。(説明をしっかりと聞きます)
ドローンも「急」の付く運転をしないように慎重にコントロールします。(意外と難しいです)
操縦に慣れてきたところで、椅子の脚間をドローンでくぐり抜けることに挑戦しました。(指先に神経を集中させて操縦します)
今後も室内での操縦練習を重ね、屋外での飛行にも挑戦していきます。