福島県立小名浜海星高等学校
「第4回マグロ解体ショー」を開催しました。
11月19日(土)に、マルト平尼子店において第4回目のマグロ解体ショーを行いました。
今回のマグロは、全長160cm、重さ67.6kgの「三陸塩釜ひがしもの」でした。
「三陸塩釜ひがしもの」とは、鮮度、色つや、脂のり、旨味において厳しい条件をクリアした優れたメバチマグロのことで、一般にはなかなか見ることのできない希少なブランドマグロです。
そんな大メバチマグロの解体に、水産クラブ調理チーム長の佐治さんが果敢に挑みました。サポートを務めるのは1年生の松崎くんです。
これまで解体してきた中で、最大サイズのマグロ解体に、戸惑うことなく臨みました。まずは、しっかり頭を落とします。
実況を担当したのは2年生の佐々木くんと、1年生の先崎くんです。解体の進行を確認しながら、いつものように解体ショーを盛り上げました。
後方からのチームメンバーの応援やお客様方々からの声援を受けながら、練習のとおりに包丁を入れて解体を進めていきます。
大きな包丁で中骨も大胆に切り落としました。中落ちが美味しそうです。
カマをあっという間に切り落とし、無事に解体をやり遂げました!達成感でいっぱいです。
今年6月より練習を重ね、4回に渡ってマグロ解体ショーを実現してきました。回を重ねるたびに生徒の技術も上達し、解体、サポート、実況、応援と、それぞれの役割に自信を持ってショーができるようになりました。
その間、20本程のマグロを準備していただき、毎回手取り足取りご指導していただきました。学校だけではできない「マグロ解体ショー」を実現していただきましたマルト様、いわき中水様、丸秀水産様の皆様に感謝申し上げます。
今年の解体ショー開催は今回で最後となりますが、「マグロの解体に挑戦したい」という生徒の意欲を、来年もまた実現していけたらと思います。