学校生活

食品システム科・水産クラブ<食品調理チーム>魚醤作りvol.2

<R3-58>

8月19日(木)

 イノベーション・コースト構想の食品システム科の取り組みとして、水産クラブの食品調理チームと協同して「魚醤作り」を行っています。

6月12日から13日にかけて仕込みを行ったサケの魚醤が、毎日の撹拌を通して熟成されてきました。

そこで、仕上げの段階である ‘火入れ’ と ‘ろ過’ の方法について、宮城大学 教授 金内 誠 様を講師としてお招きして、ご指導をいただきながら作業を行いました。

約2か月間熟成させてきた魚醤は、金内先生から「とろみが出て十分に熟成されていますよ」と言っていただきました。

  

熟成した魚醤を、まずはさらしで濾します。

 

30分ほど湯煎で熱し、ろ紙を使ってろ過します。

  

透き通った琥珀色の魚醤油ができあがりました。

 

金内先生に実際にご指導していただいたことで、製造方法の実技面について多くのことを学ぶことができました。また魚醤の評価や利用方法、今後の取り組等についても、様々なアイデアをいただくことができました。

今後も継続して取り組み、より発展した内容にしていきたいと思います。