学校生活

食品システム科の実習風景

10月6日(木)の2年生の総合実習では、「ゆであずき甘煮缶詰」を製造しました。

30kgの北海道産の小豆を煮て、湯切りしたものを缶に詰めます。重さを正確に量りながら、手際よく作業を進めています。

小豆の入った缶に糖液を注入します。缶の上部から1cm程空けて(ヘッドスペース)注液する必要がありますが、慣れるまではなかなか難しく苦戦しています。

真空巻締機で缶に蓋をします。注液量をチェックしながら、慎重に行います。

缶の表面に付いた汚れを洗い落とします。缶詰がどんどん流れてくるので、手早く丁寧に行っています。

缶詰をバットに並べ、殺菌窯に入れる準備を整えます。力のいる作業ですが、女子生徒もがんばっています。

殺菌、冷却し、ラベルを貼ったら完成です。

780缶ほどの「ゆであずき甘煮缶詰」ができあがりました。

これまで、サバやイワシの缶詰製造実習で、何時間もの立ち作業で鍛えられてきた生徒たちにとって、小豆の缶詰製造は楽々だったようです。生徒たちから、楽しかったとの感想が多く聞かれました。

次回からはまた、魚の缶詰を作ります。がんばりましょう!