本校では、コロナ禍の期間を除き、統合以前の旧いわき海星高校・旧小名浜高校時代から思春期ピアカウンセリングの取り組みを実施しています。この取り組みは、自己理解や思春期に起こる心身の問題について正しく対処できることを目的に、生徒同士のコミュニケーション能力の向上を目指しています。
講師として、思春期ピアカウンセラー(ピアっ子)の養成講座を受講し、資格を取得した医療創生大学の大学生に来校いただきました。

<アイスブレイク>
本校に関する楽しいクイズを通じて、リラックスした雰囲気の中で交流がスタートしました。




<ライフラインの作成と発表>
生徒一人ひとりが自身の人生の節目を振り返りつつ、縦軸に人生の充実度、横軸に年齢の時間軸で人生のライフラインを作成しました。作成後はグループ内で発表し、お互いにどのような人生を歩みたいかを共有しました。




<コミュニケーションの取り方>
もしお酒を進められたら、どうやって断れば相手を尊重しつつ自分の考えを伝えられるかのロールプレイングを実践。
普段何気なく友人たちと接している中でも、効果的なコミュニケーションを取るキーワードとして、「Iメッセージ(私)」・「Youメッセージ(あなた)」・「ピアプレッシャー(同調圧力)」を意識することが大切だということを学びました。
傾聴や共感といった、相手を思いやることの大切さを改めて学ぶことができた時間となりました。高校生となってまだ半年。今回の学びを今後の学校生活の中で実践し、お互いを尊重しつつ信頼関係を築けるようになっていってほしいと思います。
今後もこうした機会を設け、生徒の心の成長をサポートしてまいります。