生徒たちは熱心に耳を傾け、進路への意識を高める機会となりました。講話の主な内容は以下の通りです。
①講話の内容進路選択に対する心構え:進路を考える際のポイントは「人と比較しないこと」と。渡邊様のキャリアを例に、自分の人生は自分のものであり、他人に左右されて進路を選ぶことは後悔につながると語られました。
②高校生を取り巻く環境と進路のスケジュール:人口減少と外国人労働者の増加傾向、ICTの発達を背景とした社会の変化について、イギリスを訪問時の様子を交えながらお話いただきました。生徒たちにも早め早めの準備や計画性の大切さが伝わったと思います。
③自分の進路の見つけ方:進路を選択する際に、「自分の興味に気づくこと」というキーワードをいただきました。自己分析や部活、インターンシップやボランティアなど学校生活を通して様々な経験をしたり、資格取得に挑戦したりすることで自分の幅を広げてほしいと思います。
④社会で求められる人材:社会人としてどういうスキルが必要であるか、1人ひとりの考えを代表生徒がホワイトボードに記入しました。生徒たちからは「元気がある人」「挨拶ができる人」「協力できる人」など、多くの意見が出ました。渡邊様は生徒たちの意見をもとに「コミュニケーション」・「チームワーク(協調性)」・「積極性」の3つが必要だとまとめられました。
AIの発展や人口減少など社会が急激に変化する今後の社会で活躍することになる生徒たちにとって、進路を自分事として捉える貴重な一歩となりました。渡邊様の体験談から、生徒たちも自分の未来を主体的に描くヒントを得られたと思います。ご講演いただいたAtlas Records Tokyo の渡邊様に深く感謝申し上げます。
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