乗船体験では中学3年生を対象に福島丸の船内見学と遠洋航海実習の概要説明、小名浜港沖への沿岸航海を実施しました。
<船長挨拶>



福島丸船長より船舶の運航に関するお話のあと、福島丸の船内各所を見学しました。また、海洋科と海洋工学科が1ヵ月以上実施している遠洋航海実習の様子をDVDで視聴し、実習に対する理解を深めてもらいました。
<操舵室見学>




船を操縦したり、外部監視をしたりするのが操舵室です。ここには海図に船の針路を記入する海図室や無線通信で情報をやり取りする無線室が併設されています。福島丸の頭脳ともいえる場所です。
<機関制御室>

エンジンや発電機等が正常に動いているか確認するのが機関制御室です。福島丸の心臓ともいえるエンジンがしっかりと機能しているかを点検しています。
<小名浜港沖へ!>












船内の見学後は沖合へ出航し、1時間ほどの乗船体験を行いました。参加した中学生は、それぞれ興味のある場所を見学したり、乗組員に質問したりしていました。
今年の中学生体験航海には22校から中学3年生75名が参加となりました。晴れ渡る空の下、海上から眺める小名浜の美しい海岸線は、参加者全員の心に深く刻まれたと思います。本校は福島県唯一の水産科を有する高校として、練習船福島丸を通じて海洋教育を推進し、未来の海のリーダーを育てています。
今回の体験航海は、中学生の皆さんに海の魅力と可能性を伝える貴重な機会となりました。生徒・保護者の皆様、引率いただいた中学校の先生方、ご参加いただきありがとうございました。