
この学習は、生徒たちが自分自身の性格や行動パターンを客観的に見つめ、将来の進路や人間関係に活かすことを目的としています。



エゴグラムは、心理学に基づく自己分析ツールで、自分の思考や感情、行動の傾向を5つの要素(CP・NP・A・FC・AC)で可視化するものです。授業では、まず担当教員からエゴグラムの概要とその意義についての説明が行われ、生徒たちは質問に答える形でテストを実施。その後、結果をもとに自分の強みや課題について話し合いました。


生徒たちからは、「普段はあまり考えたことがなかったので、自分の意外な一面に気づけた」、「自分の性格や行動パターンについて、客観的に捉えることができたので、今後に活かしていきたい」、「自分のタイプを知ることも大切だし、みんなのタイプも知ることができたので、クラス内での理解が深まった」といった声が聞かれ、楽しみながらも深い学びを得る時間となりました。


今回の授業を通じて、生徒たちは自分自身と向き合うだけでなく、他者との違いを尊重する姿勢も学ぶことができました。今後も総合的な探究の時間を活用し、生徒一人ひとりが主体的に未来を描けるような学びの場を提供していきたいと思います。