福島県立小名浜海星高等学校
学校生活
R4第一次航海の様子(1)
福島丸乗船中の生徒の様子です。
停泊中、当直、船洗い、避難訓練と初めてのことだらけですが、生徒の皆さんも積極的に参加をしています。
2週間の停泊実習を終えいよいよ出港です。船酔いに負けないで頑張って欲しいです。
水産クラブ調理チーム・食品システム科 魚醤油作りを開始しました
5月12日から13日にかけて、魚醤油の仕込みを行いました。
「魚醤油」は、魚のあらなどを発酵させて作る醤油です。
今回は、遠洋航海実習で漁獲したクロカワカジキの身を約8kg使用しました。
まずはカジキを2cm角程に小さく切ります。
85~100℃に加熱した湯に入れて、30分間加熱し、食塩を加えて溶かします。
次に60℃に冷まし、酵素剤を入れてよく混ぜます。
この後、恒温機に入れて60℃に保温し、次の日まで置きます。
翌日は、酵素剤の作用によってカジキの身の分解が進んでいました。
さらに40℃まで冷まして、麹、乳酸菌、酵母を入れてよく混ぜます。
ここまでが仕込み作業です。この後、恒温機に入れて30℃に保温し、毎日攪拌し、2カ月間熟成させます。
初めて魚醤油製造を経験した1年生は、興味津々で積極的に活動していました。
美味しい魚醤油が出来上がりますように!
食品システム科 総合実習の様子
5月12日は、食品システム科の2年生がサバ水煮缶詰の製造実習を行いました。
1回目、2回目と少しずつ量を増やし、今回は224㎏のサバを使用しました。
まず、サバの調理では、手作業で頭と内臓、ひれを除き、機械を使用して缶の高さになるように切ります。
切ったサバの身を塩水に漬けた後、缶に詰めます。正確に重さを量り、開缶したときにきれいに見えるようにします。
次に蒸煮し、出てきた水分を除き、熱々の食塩水を注ぎ入れます。
真空巻締機で缶に蓋をして、缶表面の汚れを洗い流します。
缶詰をきちんと並べ、高温高圧殺菌をします。
最後に、ラベルを貼り、缶マーク、賞味期限等を缶の底にスタンプして完成です。
生徒の反省より
「サバを切るのも慣れてきたので、スピードが早くなってきました。背びれなども忘れずに切ることができました。」
「巻締機を初めて使ってみて少し怖いと思ったけど、ちょっと楽しかったです。清掃はいつもより頑張れましたが、もう少し周囲を気にして自分から仕事を見つけられたらと思いました。」
2年生で行われるこの製造実習は、食品システム科のメインとなる実習です。食品製造に関わる基本的な知識や技術だけではなく、社会に出て働くために必要な様々な力を身に付けることができる場です。また、身近な方々に喜んでいただける商品をみんなで作り上げていくことで、やりがいも感じられる実習です。
今後とも多くのことを学びながら頑張ってほしいと思います。
アクアマリンふくしま職場体験実習②(海洋科)
◎海洋科2年生4名は、5月12日(木)に「アクアマリンふくしま」で第2回目の職場体験実習をしてきました。今回は、蛇の目ビーチの清掃とタッチプールの清掃および餌付けを行いました。天候にも恵まれ、生徒は気持ちよい汗を流していました。
蛇の目ビーチの清掃 タッチプールの清掃 餌付け
《商業科・食品システム科》サバ缶レシピ開発のクロスカリキュラムを行っています。
日時:令和4年5月16日(月)5・6校時
場所:本校舎・水産校舎(オンライン)
昨年度からの継続している、サバ缶レシピ開発プロジェクトについて、ご報告いたします。
昨年度、商業科の生徒が「サバ缶にレシピが付いたら喜んでもらえるかも?」という発想のもと、商業科の生徒が作成したレシピを、食品システム科で実際に作ってみました。
今回は、その報告をICT活用も兼ねてオンラインで行いました。
本校舎の様子
水産校舎の様子
食品システム科の生徒より、商業科のレシピを実際に調理している様子が報告されました。
商業科の生徒より、実際に調理していただいたことへの感謝が伝えられました。
実際に調理した写真やレシピを見ながら、食品システム科の生徒から報告がありました。
商業科の生徒より、アレンジされた個所への感想等が伝えられました。
残りの時間を活用して、ブレーンストーミングを行いました。
今後はどんな料理が必要か?
ターゲットを絞ったメニューが必要かな?
他にも缶詰の種類はいっぱいあるよ!
小豆とか、アップルジャムとか。
スイーツもできるね!
などとと、話しが深化していきました。
次回は、実際に調理の場に伺いたいことや、写真や動画撮影も含めてレシピの作成方法についても検討しようということになりました。
今後とも、よろしくお願いいたします。
レシピ開発は、12月に予定されている文化祭での発表を目指して活動しています。
《商業科》双葉郡でのSBP活動(広野町編)
日時:令和4年5月14日(土)
場所:広野町 オーガニックコットン農場
広野町にある「ぷらっとあっと」を訪問しました。
館長と名刺交換!生徒も慣れてきました。
億プロで探している「福島県のセレクトギフト」になる商品について質問しました。
この福島県産のコットンを使った商品があることを教えていただきました。
コットンから、種とコットンを分離するマシーン?を使わせていただきました。
手作業でやるよりも、とても楽でした。
ここで、一緒に種を植えます。
日本一綺麗な浅見川の脇に農場はあります。
コットンは、このように育つんだよ!と教えてもらいました。
種の植え方を教えてもらいました。
一か所に3粒植えます。
植える向きに注意!根っこは下の方にして植えましょう。
商業科2・3年生が採取した種を代表して植えました。
遠くには、広野火力発電所の名物3本煙突が見えます。
ここも津波が来たのですか?
そうだね。コットンは塩害にも強いから、浜通りで取り組んでいる団体は多いよ。
植えた場所に、小名浜海星の高校の名を残します。
O(おなはま)K(かいせい)高校になりました。
【SDGs】 15.陸の豊かさも守ろう
《商業科》双葉郡でのSBP活動(楢葉町編)
日時:令和4年5月14日(土)AM
場所:道の駅ならは(楢葉町)
小名浜で委託販売するために、仕入れを行いました。
浜通りの高校生ブースがありました。
販売を委託している売り場にも、高校生ブースができるように頑張ります。
《商業科》双葉郡でのSBP活動(富岡町編 その3)
日時:令和4年5月14日(土)AM
場所:富岡町観光協会(富岡町)
商品を委託販売するために、観光協会を訪問しました。
富岡町にゆかりのある商品が並んでいます。
ここでは、お土産品やお弁当、冷蔵品の販売が行われていました。
商品と納品書を渡しました。
陳列を行いました。
目につきやすい、ゴールデンラインに陳列しました。
ほかにも必要な商品がないか、教えていただきました。
次回は新しい商品を、納品しに伺いたいと思います。
《商業科》双葉郡でのSBP活動(富岡町編 その2)
日時:令和4年5月14日(土)AM
場所:富岡町 Wさんの玉ねぎほ場
富岡町を代表する玉ねぎ農家さんを訪問しました。
なぜ、富岡町で玉ねぎなのか話を伺いました。
玉ねぎの生育が昨年度よりもよくないようです。
実際にほ場へ行って、現物を見せていただきました。
それぞれの品種について、説明を受けました。
浜通りには「浜の輝」、ターザン、ボルトなどいっぱいあるなと思いました。
玉ねぎは、生育に時間がかかるため大変だなと思いました。
農家さんが一生懸命作った玉ねぎを、多くの方に伝えるためにバイヤーとしての活動を行います。
玉ねぎ農家さんのほとんどが高齢であること伺い、これからも農家さんが喜んで農業できる社会になればいいなと思いました。
《商業科》双葉郡でのSBP活動(富岡町編 その1)
日時:令和4年5月14日(土)
場所:富岡町 パッションフルーツほ場
富岡町では、パッションフルーツの栽培がされています。
このパッションフルーツを使ったわたあめを、今度練習するために伺いました。
写真はありませんが、働いている方ともお話をすることが出来ました。
訪問した時間帯の関係で、花は咲いていません。残念。
花が咲いていれば、受粉体験をしたかったです。
パッションフルーツが生っているのを見つけました。
洗濯ばさみが収穫に使われていることにびっくりしました。
パッションフルーツのわたあめは、近いうちに紹介します。
お楽しみに!