福島県立小名浜海星高等学校
学校生活
土屋品子復興大臣 視察
令和6年9月5日(木)、土屋品子復興大臣が本校水産校舎の施設を視察するために来校しました。
1つ目は、3年前から本格的に取り組み始めた「バナメイエビ陸上養殖」の実験施設です。
ここでは毎日データの測定を行いながら、歩留まり向上のための最適解を見出すための研究を行っています。
2つ目は、モールス信号の学習ができる通信実習室の施設です。
モールス信号は無線による通信手段の原型であり、すべての通信システムが使えなくなった時の最後の砦です。
3つ目は、缶詰の製造を行える食品製造実習室の施設です。
魚の缶詰の製造を行える施設は企業や教育施設など含めても県内で唯一であり、生徒の学びの場としても貴重なものです。
復興大臣は、実習中の生徒や教員から実習内容の説明を親身になって聞いていました。
その他にも生徒から学校生活の話を聞いては笑顔を見せて、とても充実している様子が伺えました。
最後は、本校所属練習船福島丸です。
福島丸は遠洋航海実習や沿岸航海実習で使用しており、どちらの実習も船内生活を体験しながら、より専門的な知識や技術を実践的に学ぶことができます。
船内の視察が終わった後は、海洋科・情報通信科・食品システム科・海洋工学科の代表生徒1名が復興大臣との懇談に参加しました。
福島丸の乗船実習の話だけでなく、生徒が考えるいわき市や浜通りの未来についての会話も弾みました。
生徒たちの未来のために、実現できることを期待しています。
土屋品子復興大臣をはじめ関係者の方々、本日はお忙しい中、本校施設の視察に足を運んでくださいまして誠にありがとうございました。
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