福島県立小名浜海星高等学校
部活動 サッカー 大会報告(リーグ戦⑨)
小名浜海星高校サッカー部の活動報告です。
F3のリーグ戦の9節目が実施されました。対戦相手は、勿来工業高校です。
インターハイ予選で、敗戦している相手です。
結果は、0-2 3-1の計3-3の引き分けです。
前半の立ち上がりから、好スタートです。日々のトレーニングの成果が現れてきました。サッカーにしっかりとむきあって、練習を続けていることが、成長のカギなんだと改めて感じさせられる内容です。
シュートチャンスを何度か作り出しながら流れを引き込んでいきます。しかし、前半20分過ぎに、カウンターから失点をしてしまいます。さらに5分後にも、同じ形で失点し、0-2の形でハーフタイムに入りました。
ハーフタイム、失点したことで会話が少なく、課題が残ります。しかし、失点の原因を確認し、繰り返さないための方法を共有し、後半の狙いを確認しました。
後半は、引水タイムまでの間に、またも失点をしてしまい、0-3という形で進みます。非常に苦しい展開です。しかし、ここからが成長を感じた場面です。いつも以上に、集中し粘り強く戦っています。ミドルサードからアタッキングエリアへの展開が増えていきます。
すると、後半26分に商業科1年の佐藤(平三中)が、単独のドリブル突破から1点を取ります。すると、一気にチームの勢いが増し、その後何度もゴールに迫る場面を作ります。後半35分に海洋工学科3年の白岩(泉中)が、ゴール前の攻防を制しゴールを奪います。アディショナルタイムに突入し、本校の攻撃はさらに増し、相手コートでのプレーが続きます。すると、大胆にボックスへの仕掛けで侵入を試みると、PKのチャンスを得ました。情報通信科3年の四家(Jvillage)が同点ゴールを決めます。最後まで粘り強く、さらにきつい時間帯にこれまで以上の質の高いプレーの連続を見たのは初めてでした。
小名浜海星の魂を感じさせられるゲームでした。日々の成長を感じ、これからのさらなる成長に期待できそうです。ここから夏本番です。学校生活との両立を図り、人としてサッカー選手としての成長を目指していきます。そして、9月24日から開幕する、全国高校サッカー選手権大会福島県予選での勝利を目指して準備をしていきたいです。